2019/07/29 13:49

90年代かく語りき
今日はPanasonicの名品
「SHOCK WAVE」のお話だよー

今でもカセットテープが聴ける環境はぎりぎり保持しておりますがー
90年代のBな輩なら誰もが持っていたのがショックウェーブ。
最近またカセットはリバイバルの気配あるのでタイムリーに思う方も多いかもですね。

前回のブログで話したような並行輸入系のショップではSONYの海外仕様SONY sportsなんかが良く売られてまして
そいつらはちょっと高かった記憶です。ソニスポのウォークマンの対抗馬的に生まれたのがショックウェーブで
カッコいいルックスに、デカい、雨に強い、衝撃に強い、重低音等々、B-BOY達を魅了する要素満載。
重低音で震えるヘッドフォンとかね、プレステのコントローラー震える奴ってここから影響受けたんじゃないのとかw
並行のソニスポより球数も多かったんでみんな持ってた覚えあります。
ベルトループに引っ掛けるアタッチメントがあって、腰に引っ掛けて手ぶらで爆音鳴らしながら(めちゃ音漏れするんです)
バイト先に向かったりとか、レコード屋を何軒もハシゴしたりしてたのは良い思い出デス。
ソニーのパチモンのコビーとかも人気あったけど、これもあんまり売って無かったから買えなかったなぁ。
CDバージョンもあったっすね、兄が持ってた記憶。
テープが正直めんどくさくなっちゃうタイミングが必ずみんなに訪れて、やっぱCDのがイイなーなんて思って

やっぱりこの頃のプロダクトってコンパクトとかと無縁のデザインも多くて
そもそもラジカセ(今時の若者にはもはやラジカセすら死語か)もカセットテープをダビングするために二つのデッキが必要で
90年代はCDからMDの時代だからその分のデッキ、プラスでラジオを聴く機能とかつけると必然的にデカくなるわけでw
パナソニックのコブラトップとか、ビクターのバズーカーとか

クソデカいラジカセも主流だったんですよねーだからその分デザインも盛り放題だったわけで。
そういう流れでショックウェーブはある種頂点のプロダクトだったと勝手に評価してますw

ケータイもそうだけども、2000年代に向けて様々なものは小型化や効率化を目指していたので
過去の遺物となるのは早かったです。確か94年から99年ぐらいまでしか生産されてなかった気がします。
それからはあっという間にMDが消えて、MP3、i-podだったもんね。早かった。

今の時代ってちょっとダサいのがかっこいいって風潮だけど、いろんな物がデータ化されて基本は軽め、大体はスマートにしたい。
今でもレコードやカセットが好きな人はいても、昔に比べたらやっぱり半分以下なのは間違いない訳で。
DJでアナログもってくる奴を探す方が難しいし、CDすらもね、、
オヤジの小言みたいに「昔は良かった」なんていう人すらも減る一方だと思うんですよ
だからほんのちょっとでもね、こういう小言のような「昔は良かった」って話を自分はしていきたいなーと。

多分今の時代だったらbeatsのヘッドフォンとかがそういう役割。
でもファッションは多様化しちゃったからそれ持ってるからってヒップホップが好きとは限らない。
90年代の良いところを考えると、その人が好きな物や夢中になってるものが誰の目から見てもわかりやすかった事。
今でも好きなバンドのTシャツや好きなスニーカー履いてたりする人いたら勝手に共感して話しかけたりしちゃうんですけど
こういう習性って90年代を経た世代特有のもんなんかなぁとか思ったりします 笑

NOTHINGのTEEがLサイズラスト一点です!!
再販ないのでこの機会に是非ー!!